■本質を究める 81 春の息吹  (No.621)

三寒四温,春が近づいてきています。

  春を感じる

一番春を感じるのは夜明けである。だんだん夜明けの時間が早くなり,外が明るくなって来る時間が早まってきているのを感じる。いつも決まった時間に新聞配達のバイクの音が聞こえる。真っ暗闇の時間だったのが,薄っすら明るい時間に移り変わっている。朝の気温も,寒暖の差は日によって違うが,だんだん暖かくなってきている。日の入りもだんだん遅くなり,春の訪れを身近に感じる今日この頃である。

庭の雑草が元気よく伸びてきている。気がつかない間にビッシリと草が一杯に生えてきている。冬の終わりはこのような庭の草の変化が知らせてくれる。暖かくなる春の足音が直ぐそこに聞こえてくる。

  花も咲き始める

自宅の庭でも,先ず椿が咲き,梅の花が綻び開花する。早い水仙の白い花が咲き出し,真っ赤なボケの花も咲く。盆栽にしている枝垂れ梅も早終わりに近い。

IMGP1446.jpg (20572 バイト)IMGP1662a.jpg (29803 バイト)

IMGP1657a.jpg (24256 バイト)20190221_133653.jpg (45051 バイト)

IMGP1660a.jpg (30490 バイト) かぶの花

日ごとの変化が目に取るように判る。自然の摂理は不思議なものである。

趣味で菊を育てているので,庭では秋に終わった菊の鉢の親株の廻りに,冬至芽が伸び出してきている。ランの蕾も大きく膨らみ,ツツジの新芽も元気よく伸びてきている。また,ラッパ水仙は蕾を膨らませたかと思っていると,あっと言う間に咲きだした。

IMGP1655a.jpg (41537 バイト)IMGP1661a.jpg (32154 バイト)

以上が我が家の庭の春らしい雰囲気である。

この季節になると,花の写真を撮りに出掛けるのが習慣である。先ずは梅である。枝垂れ梅の豪華な模様は匂いと共に春を告げる。

IMGP1352a.jpg (109392 バイト) 枝垂れ梅

関西で桜の咲くのは3月末から4月初めであるが,河津桜だけは1カ月早く咲く。満開の河津桜も見事である。

IMGP1489a.jpg (84473 バイト)   河津桜並木(約200本が咲きほこっている)

IMGP1504a.jpg (84013 バイト) 河津桜(2019.03.08 撮影)

春の花の彩りは暖かさを運んでくる。

ただ,天候は不順である。暖かかったと思っていたら,昨日はみぞれ交じりの冷たい雨である。三寒四温とはよく言ったものである。

 

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[Reported by H.Nishimura 2019.03.18]


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