■年賀状 (No.716)
年賀状を書く季節がやってきた。
年賀状を書く
毎年のことであるがこの時期になると年賀状の準備が始まる。11月初めから喪中で年賀状を欠礼するハガキが届く。毎年,数枚が届き,90歳を超える両親の連絡だったのが,最近では,親ではなく,兄弟姉妹の喪中になってきた。それだけ年老いてきた証拠である。我が家も,10数年前の親父から,母親,そして数年前の女房の両親と喪中で年賀状を欠礼する時期は終わった。
年賀状は毎年,自分の撮った写真を載せている。ここ数年はずっと自宅の菊の写真を載せて,元気に趣味を楽しんでいるとの挨拶代わりにしている。また,必ず年賀状は自筆の筆で書くことにしている。年に1回このときは,既製やパソコンの文字を使うことはしていない。もちろん,原書を1枚書いて,あとはスキャナーで取り込み画像を貼り付けている。更に,宛名書きの住所も年賀状専用のソフトには登録しているが,筆で一枚一枚書くことにし続けている。登録は,やり取りの記録用として残している。
年々年賀状は減ってきており,亡くなった人もいるが,年賀状だけのやりとりでお互いにそろそろ止めようとして終わって行く人もいる。それでも,年賀状の大半はまだ,年賀状のみの挨拶で終わってしまっている人が大半である。甥や姪が家庭を持ち,年賀状で子供達の様子を写真で送って来てくれるケースもあり,年賀状だけとはいえ,暖かい交流で,貴重なものである。
年賀状を電子データ化
昨今は文字を書くより,メールやLINEと云った簡易的なやり取りが非常に便利になり重宝しており,年賀状もLINEの画像で挨拶することも始めている。特に,グループでやり取りしているメンバーには便利であり,活用している。一応,挨拶文や写真はハガキ同様に加工して動画にして送っていて,十分に年賀状の代わりになっている。
いろいろな工夫はあるが,親しい友人には電子データで十分である。今後はこうしたやり取りで済ませる人も多いと思われるが,ただ,我々のような年輩者は,メールやLINEを利用することはできても,自作の画像を作ったり,動画を編集するまでには到らず,まだまだ従来のハガキでの年賀状になってしまう。
年1回の交流の場である年賀状を重宝に!!
[Reported by H.Nishimura 2022.12.12]
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