■新年を迎えて(2020) (No.644)
年号が令和に変わって初めてのお正月である。昭和・平成・令和と3世代生きてきたことになる。
昨年を振り返って
猪の廻り年で,だんだん年齢を感じるようになってきているが,何とか気持だけはそれほど歳をくっていないつもりでいる。実家の処分も一昨年で終えたので,後始末の税務申告だけで,無事完了した。その経緯はここのエッセイでも何度かに亘って紹介し,同じような思いの仲間も多いだろうと,同窓生の仲間にも紹介した。
この1年は変化も少なく,だんだん記憶力を代表にして,体力・気力も衰えを見せ始めている。このエッセイも毎週書き続けることが辛くなりつつあり,ネタも途切れてきたこともあり,昨年5月から,2回/週のペースにダウンしてきている。何とか毎週書き続けようと努力してきたが,限界を感じ始め,ムリをしないようにしてしまった。
ここでも述べたが,半世紀ぶりの卒業式が大学で催され参加した。50年前学生紛争の最中,大学が封鎖状態で卒業式ができなかった。卒業証書だけは教授から研究室で手渡され,卒業した。そんな我々に半世紀経った昨年,卒業式を改めてやろうと企画されたもので,意義深いもので,懐かしい想い出も沸いてきた。こんな思いをさせてくれた年でもあった。
国際的には,韓国とのにらみ合いが増している。日本の主張は間違っていないし,韓国が余りにも国際的な感覚から逸脱しており,政権がこのまま長続きするとは決して思わない。早晩にも,国としてどうしようもないくらい体たらくな姿をさらけ出し,落ちぶれた国になって行く姿が見えるような感じがする。或いは,北朝鮮よりの国になって行くのかもしれない。
身近なことでは,話題にもなっている自動車免許の返納は未だもう少し先にと考えている。まだまだ,車の必要性は高く,十分気を付けて乗るには十分な能力があると思っている。視界が狭くなり,瞬間の判断力は若いときと比べれば落ちてきていることは事実として認めるが,安全な運転は今のところ問題なしと思っている。
読書をする機会が減ってきたことは確かだが,ネットからの情報など世間一般の情報には,十分対応できているつもりでいる。パソコンを使いこなしているが,最近はスマホでのやりとりも増え,スマホの便利さを大いに利用するようになってきている。相変わらずカメラは趣味で活用しているが,スマホのカメラも十分な画像が得られるようになり,重宝するようになってきている。
趣味三昧の毎日は変わらず,何もすることがないと云う日はなく,楽しい毎日が送れていることは幸せである。
新年を迎えて
今年も例年通り,お正月は神社に初詣をした。穏やかなお正月で,今年1年もこの日のように穏やかに過ごせれば良いなあと感じる。お札と破魔矢を買って帰り,神さん棚に上げる。年賀状のやりとりも少しずつ減ってきている。
趣味三昧は続けるつもりだが,これだけでは世の中の動きに疎くなってしまう危険性を感じ,株価の売買などを通じて,世の中,国際的な動きにも十分ついて行ける感覚は持ち続けたいと考えている。いろいろ悲惨なニュースは飛び込んで来るが,株価の変動は世の中の動きを敏感に表し,世界の動きを知る指標でもある。頭の運動にもなる。
やはりこの歳になると健康管理が第一で,元気に過ごせることが最大の幸せである。少なくとも70歳代は,健康な生活を続けられるよう日頃の精進を怠らないようにしたいものである。随分年老いた感覚ではあるが,趣味にしろ,運動するにせよ,健康のバックボーンが無くてはできないことである。人並み以上に健康には留意しているつもりだが,油断大敵である。
大きな野望は無くとも,健康な生活を送りたい!!
[Reported by H.Nishimura 2020.01.06]
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