■万博再び大阪にて  (No.606)

2025年の万博が大阪で開催されることが決まった。懐かしい想い出と共に,7年先の万博に期待を込めて。

  決選投票にて決まる

11/23パリで,立候補地の日本(大阪)を含む,ロシア(エカテリンブルク),アゼルバイジャン(バクー)の三者競い合いで,1回目の投票で,日本85,ロシア48,アゼルバイジャン23,2/3を獲得した国が無く,上位2国の決選投票が行われ,日本92,ロシア61で,日本に決まった。

大阪港の夢洲(ゆめしま)で開催予定で,これまで夢洲は埋め立て地で,バブル崩壊で開発が中断され,2008年のオリンピックに立候補したが敢え無く敗れ,負の遺産として,活用が滞っていた場所である。万博の資金計画では,会場建設費に約1250億円,事業運営費約820億円,関連事業費(地下鉄延伸費など)約730億円を掛けると云われている。

今回のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」で,コンセプトは「未来社会の実験場」,開催期間は5月3日〜11月3日までの185日間,入場者数の想定は約2800万人,経済波及効果1.9兆円と試算されている。いろいろ課題はあるようだが,再び万博が見られるかと思うと気持が高ぶる。

  EXPO'70(1970年の万博)

思い起こすと,大学を卒業した2年目,社員寮での生活を大阪でしていたので,万博会場へは1時間足らずで行けたので,何度となく(10数回)行った記憶がある。入社間もなくで,休みは暇だったし,既にカメラの趣味を持っていたので,これ幸いと出掛けたものだった。会社の職場の懇親兼ねて,会社終えて夜間の部で見に行ったこともあり。また,寮の同僚とも,会場のガイド嬢を目当てに出掛けたものだった。「月の石」などは開始当時から長蛇の列で,2,3時間待ちという有様だった。

また,一度は両親が滋賀から出てきて,一日中パビリオンを見回ったこともあった。とにかく,人が多く,人気のパビリオンは1,2時間待ちと云うのが当たり前で,事前に調べ空いているような,且つこのような機会にしか見られないパビリオンを選択しながら廻ったように記憶している。

たまたま,過去の写真を整理していて,記念すべき写真がでてきたので,紹介する。それは,万博も終わりに近づいた1日の入場者数が最高の83万余人入った9月5日(土)(9月13日まで開催)に,実はその入場者の一人だった私は,太陽の塔を望めるタワーから撮った1枚の写真がある。それが次のものである。

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これは記念すべき写真で,終了時間まで居たため,出口に出るのに1時間以上掛かると云う混雑振りだった記憶が鮮明にある。

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入場チケット 800円

2025年は入場料は幾らになるのだろうか?

 

2025年の万博を楽しみに!!

 

[Reported by H.Nishimura 2018.11.26]


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