■体調管理の不手際 (No.179)
これまで続けていたエッセイが少し途切れた。実は体調不良でダウンしてしまった。都合,4日間殆ど何も食べられず,寝ている状態だった。過去,1日程度体調不良で会社を休むことはあったが,こんなに長くダウンしたのは初めての経験である。歳相応のことをしなければならないと深く反省している。
この時期,過去10年間で3回程度,熱中症によるダウンをしている。だから自分の体調は大凡判っているつもりだったが,その限界線が歳と共に下がってきているようである。人一倍汗かきで,一寸したことでも顔から汗が流れ落ちる。そうした日常生活でも,疲れが溜まったりしている状態で,暑い最中,屋内とはいえテニスをする。体中の汗がほとばしり出るので,ついついスポーツドリンクなどをガブガブ飲む。この水分補給の仕方が,他の人と違ってどうも良くないようである。冷たいもので胃に負担を掛けるようである。
そうなると食欲が一気に減退して,食事がのどを通らなくなる。この限界線を越えると,食べた物を嘔吐する。ますます,ひどくなり,何も食べられなくダウン状態になってしまう。医者の診断は各々あって,熱中症と診断される場合,或いは,単なる胃腸炎と云われる場合,と様々であるが,本人には,原因も判っているので,食べたものを戻す現象は同じで,徐々にしか回復していかない。この回復期間が今回は長かったようである。
皆さんにプロジェクト管理をしっかりするように指導していながら,自分の体調管理も十分できないようで,お恥ずかしい次第である。プロジェクト管理同様,どこが限界線に近いか把握し,しっかり管理することが必要なのである。そのためには,プロジェクト管理同様に,自分の体力(能力)を知り,その限界線を越える前に,事前予防すべきことを怠らないことである。
[Reported by H.Nishimura 2010.07.26]
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