■2010年を迎えて 2 (No.151)

2010年,21世紀に入って10年目を迎えようとしている。私自身もただ,このまま老け込むのではなく,何か新しいことをやってみたい。

  新しい挑戦

この正月で63歳になった。5年毎,お盆休みに開催している高校時代の同窓会が1月3日に行われた。高校を卒業して45年目である。卒業以来,30周年,35周年,40周年と今回で4回目。お正月で女性の方が出難いことや,関東方面からの参加がなかなかたいへんなこともあって100数名になった。同窓生500名なので,こんなものかも知れない。1回目の30周年には,何と200数十名の参加があったことからすると,やや物足りない感じもする。

全員が62歳,又は63歳だが,まだまだ現役でフルタイム働いている(自営業も含んで)人が半数ほど居る。団塊の世代に1年前の世代である(昭和21,2年生まれ)。参加された方々を見ていると,まだまだ老け込んだ面持ちは微塵にも感じられない。年齢的には60歳も過ぎたので年輩者の部類に入るが,自分たちがいざその年代になってみると,若いときに感じた60歳代のイメージとは違う感じがする。もちろん,頭は白髪交じりの老人になりかけてはいるが,話しぶりや気持ちからは老けた気配は見られない。

同じ会社に役員として残って仕事をしている人,一旦定年を迎え,更に新しいところで頑張っている人など様々である。5年に一度会っているので大凡は判るが,流石に40年以上出会うことなく初めて合う人は,なかなか顔と名前が一致しない。もちろん,同窓生が500人も居たので,高校時代も一度も話したこともなく,名前を聞いても判らない人も居る。しかし,共通の話題は,仲間や先生の話など,自然と通じ合える仲間である。昼前から始まった会合が,あっという間に二次会に及び時間の経つのは早かった。

こうした昔仲間と集って語らい合っていると,自分も頑張らなければと云う気にさせられる。

  コンサルタントとして役立つこと

第二の人生としてこれまで培ってきた知識や行動力を若い世代に伝承したい思いは,このホームページを立ち上げたときから強いものがある。しかし,思い通りにできている訳ではない。でも,大手企業の中で肩書きで仕事をしていた時代からは,明らかに自分自身の力で仕事をしている感じはしている。

そこで今年度はさらに一歩進めて,強い思いを実現するために,コンサルタントとしての力量を試したいと考えている。要するに,全くこれまで縁もゆかりもない企業や職場で(と云っても,知識・経験などからはこれまでの仕事と関連は深い),コンサルタントとしての活動を積極的にやって行きたいと考えている。経験がどれだけ活かすことができるかどうかは判らない。が,広く世の中を見渡したとき,私のような経験を積んだ人を求めているところは必ずあると思っている。若い人を押しのけて仕事をするのではなく,若い人と共に世の中に貢献することがしたい。だから,請われて是非ともと云われるようなことをやってみたい。

そのためには,とにかく前向きに新しいことへの挑戦である。その意欲は十分にある。こちらがじっと待っていて現れることもあるかも知れないが,現状,有名でも何でもない平凡な人間にとって,やはり最初は門戸を開くような行動が必要だと思われる。そうした,新しい壁,そんなおおきな壁とは思っていないが,これに積極果敢に幾つかチャレンジしようと思っている。

一旦こうした職場が見つかれば,必ず自分自身の力で,相手が期待している以上の成果を与える自信はある。現に,現在居る職場でも期待以上の仕事をさせてもらっている。現状に不平不満は何もない。安穏とした職場よりも,ある程度激動しているような職場の方が何となくやりがいがあるのではないかと,ボーッとそう感じているだけかもしれない。いろいろな面で未知数なことは多いが,コンサルタントして活躍できる年にしてみたいと考えている。

  自分の力を試す

とにかく自分の力が世の中でどれくらい通用するのか,精一杯チャレンジしてみたい。もちろん,今ぼんやりと考えているだけなのでどうなるかは全く判らない。しかし,何度も繰り返すが,自分の知識や経験を活かせるところは必ずある。いや,世の中には結構あるのではないかとさえ思っている。だから,是非チャレンジしてみたいのである。

こうした思いは,思っているだけでは前に進まない。行動に移すことが必要である。是非,この一年はこうした思いを行動に移し,年の終わりには,年初にいろいろ考えていたことが,実現した,或いは前に進んだと言えるようにしたいものである。そのためには,いろいろな人の協力を仰がなければならないだろう。だから,関係する皆さん,或いはこれから出会うであろう多くの人々を大切にし,こちらの思いを的確に伝え,協力を仰いでいきたいと思っている。

新しいことへのチャレンジを積極的にやって行きたい!!

 

[Reported by H.Nishimura 2010.01.11]


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